名鉄資料館
2020年12月25日に名鉄資料館が閉館になりました。
名鉄広見線の日本ライン今渡駅から徒歩25分。前日までに予約が必要で、開館は平日のみと非常に行くのが難しい場所と条件でした。
前回訪問したのは2011年6月。特別展示のため休日の予約なし特別開館の時に行って以来です。
masanori2000gt.hatenablog.jp
名鉄資料館閉館のニュースが名鉄から発表された直後に予約を入れ(てもらい)運よく最後の名鉄資料館に行ける事になりました。
今回はそのお話。
2020年10月某日。「名鉄資料館が閉館になるってニュース出たから最後行かね?」と先輩からお誘いがあり行ける事に。
名鉄資料館。名鉄の研修施設の横に併設されている左の建物が資料館です。
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名鉄の研修所バス。日本ライン今渡駅ー名鉄教習所の輸送用らしいです。
名鉄のバスって言うと赤のイメージでしたが、非営業用のは青なんですね。
資料館の横。敷地の片隅に置いてある台車。
鉄コレでよく見る古いやつっぽいですね。
踏切やら線路やらポイントやら。軌道の設備一通りがあります。
保線とか線路上での作業とか、そういうのの教育用でしょうか。
メイン(私が好きな所)は殆ど前回の2011年記事で書いたので、それを補足する感じで。
資料館奥にあるHOゲージのジオラマ。資料館の人曰く、名鉄職員やOBの方が作ったそうで、勾配や線路と道路の間隔等は実際のルールと同じに作っているとの事でした。
お金を入れると運転が出来るのですが、昨今の感染症対策の為、動く姿は見れませんでした。
2000系ミュースカイの座席と8800系パノラマDXの座席。
展示室。業務で使われた用具や車番、系統板や駅名表等が展示されています。
歴代の名鉄制服。
私は名鉄の制服と言えば、一番右の緑の制服のイメージです。
資料室。年表や切符などの資料が展示してあります。
壁際には7000系パノラマカーの逆富士や小富士の行先板が展示されています。
手前の紫の座席はモノレールの座席ですね。
細かい所まで全部見ようとすると軽く半日潰れそうなほど名鉄ファンにとっては貴重な資料が展示されていました。
今後、ここの資料は名鉄社内の倉庫で保管するとの事で、一般公開は未定との事。新名鉄資料館が出来ればまた見る事ができそうです。
日本ライン今渡駅にて。名鉄資料館までの案内。これも資料館が無くなると見れなくなります。
今回はここまで。