愛岐トンネル群一般公開
今日は午前中は学校に、午後からはJR中央線定光寺駅で開催された愛岐トンネルの一般公開に行って来ました。
明治33年に国鉄中央線(名古屋-多治見)が開通した際に、高蔵寺-多治見間に作られた13のトンネル。66年後の昭和41年に複線電化に伴い、このトンネル群が廃止されました。平成18年にそのトンネルが発見され産業遺産として現在一部区間が一般公開されています。
一般公開は30日まで。
定光寺駅の急な階段を下りると、愛岐トンネルの案内板が出ていました。無人の定光寺駅にも駅員が配備されていました。
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このブログで「愛岐トンネル」と言うと名鉄広見線 善師野-西可児のトンネルが出てきそうですが、今回はJRの方の愛岐トンネルです。
ちなみに、上の写真のが名鉄の愛岐トンネル。
話を戻してJRの方のを。見学料は100円です。
受付からすぐに玉野第三トンネル(3号トンネル)があります(第一、第二はJRで使用中)。見つかった時から整備されたようですが、大きな木はそのままになっています。近代化遺産群と自然が共生する全国的にも珍しい所だそうです。
トンネル内部。流石は廃線跡ですね。当時は蒸気機関車が走っていたので黒くなってる箇所もあります。上から水が落ちてくる場所も少し。
古いレールで作られた落石防止用柵。これは廃線後に保全ように作ったのでしょうか?資料写真を見るとSLが走ってる時代にはこれはありませんでした。
場内信号機の台座跡。駅への安全を確認する信号機で、場内信号機と通過信号機と一緒に設置されていました。
半世紀の間人目に付かなかった愛岐トンネル。その間に軌道上には樹木が茂り、モミジや椿の木が覆うようになりました。写真は竹ですが、場所によっていろいろな植物が生えています。
足元はバラスト。写真だけ見てると登山道のような感じですが、実際はずっとこんな感じです。
玉野第四トンネル(4号トンネル)。さっきの3号トンネルよりも大きいですね。こちらも入口に木が生えています。
枚数の関係で今回はここまで。