まさのりのパノラマな日々×☆☆☆

東海地方の鉄道を撮影したり、模型を作ったりする鉄道ブログ。それ以外の日常についても書いて行くパノラマな日々

2021年 夏の高山遠征レポ part3

7月下旬。梅雨が明けたんだか、明けてないんだか微妙な天気のタイミングで2泊3日の高山遠征を決行。
世間的には盆前休みの4連休を避け、台風がギリギリ抜けたタイミングで、盆期間は絶対越県の移動は制限されるから、今の内に行こうと言う感じ。

1日目は色々トラブった結果、高山市街の図書館で高山市や宮村についての机上調査を行いました。

飛騨一ノ宮聖地巡礼10年目なので、いつもより長めに書いていきます。

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2日目の朝です。
夜はエアコンをつけて寝ようと思ったのですが、外の気温は25℃。窓を開けて寝ればそれなりに涼しく寝れるなと思ったのですが、大量の虫が入って来ることが容易に想像できたので仕方なく24℃くらいの設定で寝ました。その日は名古屋で30度以上の熱帯夜だった事を考えると、いかに高山が涼しいか分かります。
写真は2日目の朝食。いつもの朴歯味噌と漬物ステーキです。

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宿から高山駅へ移動し、そこからさらにバス移動。
飛騨路フリーきっぷの特典。高山駅-平湯-新穂高の路線バスに乗っています。
この日は平湯温泉の手前で交通事故があり、運転手さんから「事故で通行止めでバスが途中から進めない可能性がある」と説明。
しかし、今日、何が何でも目的地に行きたい私は目的地に着くか不明なバスに乗車。
乗客は私だけ。結局バスは15分遅れで平湯温泉まで行けました。
写真は途中の景色。
何か好きな景色なので、いつかはこの辺で途中下車して散策してみたい。絶対何もないけど。

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平湯温泉から上高地線(アルピコ交通)に乗り換え上高地へ。
上高地線は冬季運休&マイカー規制の路線のため、行けるのは夏~秋だけ。春に行こうと思ったら運休だったので、そのリベンジです。
平湯温泉を出て長野県へ。まさか高山遠征で長野県へ行くとは思いませんでした。
大正池バス停で下車し、大正池
池と言うより広めの川って感じがしますが、周囲の川幅を見るとここが池だと分かります。
標高1500mぐらいあるんです、ここ。

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風景は魚眼の方が良い。そう思ってました。が、さっきの写真を撮った後にコレジャナイ感があったので10mmで。
何と言うか、高山でも遠いと思っていたのに、こんな所まで来ちゃったんだなぁって感じです。
上高地は、北アルプスの入口。長野県松本市(岐阜県と長野県の県境付近)にある山岳景勝地中部山岳国立公園の一部にして国の文化財に指定されている地域です。

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大正池からは川沿いの遊歩道を歩きます。
標高の高い所らしい植物や昆虫が多く生息するそうですが、私の目的地はここではないので急ぎ足で。
それでも素人目でも普段とは違う植物が多い事は分かります。

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梓川から望む焼岳。
岐阜と長野の間にある活火山。標高は2455m。
写真は10mmで撮っているため小さく見えますが、実際はかなり大きく、どこからでも見える高さです。
大正池もかなり綺麗でしたが、ここの景色も凄い。

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梓川の近くに行ける場所では川と山の写真が撮れますが、それ以外は絵に描いた様なハイキングコースになっています。
標高が高い所特有の木や草の生え方、種類が明らかに違うのが分かるかと思います。こんな感じの道がずっと続きます。

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田代池。奥にある六百山や霞沢岳に降った雨水が湧き出す池。100年前は水深が5m程あったそうですが、沢から流れた土砂や枯れた水草が積もって周囲が湿原化して年々小さくなっているようです。池の水が赤いのも特徴で、周囲の植物の鉄分が流れ込んでいるからと言われています。
大正池も土砂の流入によって出来た池ですが、こっちの方が小さく、流れも穏やかです。

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田代池の近くにある田代湿原。パッと見ただの草むらですが、湿原。元々は池だったようですが、流れてくる土砂が積もり湿原になったと言います。
さっきの田代池も100年後にはこうなっているかも知れないですね。

Part3まできても目的地に到着していません。まだまだ続きます。むしろここからが本番です。

今回はここまで。