2021年 夏の高山遠征レポ part7
10年目の高山遠征。
1日目は高山市街で机上調査。2日目は上高地で聖地巡礼でした。
3日目は恒例の飛騨一ノ宮地区。星空へ架かる橋の舞台山比古町散策です。
飛騨一ノ宮聖地巡礼10年目なので、いつもより長めに書いていきます。
さて、毎回出てくる一之宮地区のおさらいですが、高山市の南、旧宮村が現在の一之宮町になっています。星空へ架かる橋では山比古町として登場し、町全体が聖地になっています。
旧宮村の位置についてはPart1を参照してください。
一之宮町全体はこんな感じ。殆どが森になっており、街と呼べるのはごく一部です。私の散策範囲は○で囲った範囲。主にこの辺りが山比古町として散策できる範囲です。
パッと見小さい範囲ですが、6-7kmはあるので、歩くには距離があるし、自転車では微妙な高低差で体力削られるし、車では一瞬。となかなか微妙な範囲です。
とは言え、半日あれば徒歩での散策は十分に可能です。
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今回の散策はこんな感じ。普段は行かないエリアまで行っているので結構距離があります。普通の人は自転車にしましょう。
3日目朝食。いつもの湯豆腐や焼き魚でした。
まずは水無神社から。星空へ架かる橋では木霊神社として、他には氷菓や君の名はでも登場する神社です。
宮峠から一之宮町(以下山比古町)を見る。
季節は夏前(7月下旬)。この緑と青が綺麗。
今回の散策範囲はこの写真に見える範囲。。。よりも広いです。
宮峠を走る濃飛バス 高山-下呂線。
宮トンネル開通でてっきりトンネルを使っていると思っていましたが、今まで通り峠越えのルートなんですね。
宮峠にバス停が2カ所あるのでその関係でしょうか。
かつて宮峠にあったドライブイン宮峠(旧ドライブイン高山)の跡地。
この森みたいになっているエリアに200X年(?)くらいまでドライブインがあったそうです。
ここには長野県王滝森林鉄道で使用されたディーゼル機関車と木材運搬車、客車が保存されていました。
ディーゼル機関車は協三工業製の10tディーゼル機関車で北海道濁川森林鉄道で使用され、王滝森林鉄道に移動。廃線後宮峠のドライブインで保存され、ドライブイン廃止のため愛知県定光寺自然休養林に移動。休養林のキャンプ場廃止のため現在は北海道丸瀬布いこいの森に保存されているとの事。
木材運搬車は王滝森林鉄道廃線後に宮峠→愛知県定光寺自然休養林→長野県飯田市梨元ていしゃばにて保存。
客車は王滝森林鉄道廃線後に宮峠→愛知県定光寺自然休養林→台車のみ長野県飯田市梨元ていしゃばにて保存となっているようです。
それにしても、ここにドライブインがあった事が信じられません。
宮峠へ向かう旧道と宮トンネル。
反対側。旧道の横に新道ができています。
じゃあ、峠に向かう道はそもそも何処につながっているか?
その答えがコレです。
今まで峠に向かってた道がトンネルへ行く道に。
木霊神社方面へ行く道から分岐した新道が峠に行く道になっています。
よくわかる解説。
トンネル開通前は左のような感じ。
県道はまっすぐ木霊神社の方へ、国道は宮峠へとなっていました。
トンネル開通後は右のようにルートが変更されています。
県道は交差点を越えると蛇行し木霊神社へ、国道はトンネルルートに譲り、峠へは県道から分岐し入る感じです。
県道分岐あたりの写真は過去記事参照。
masanori2000gt.hatenablog.jp
masanori2000gt.hatenablog.jp
と、去年開通した宮トンネルと旧道化した宮峠の関係はこんな感じ。地図や過去の道路工事等の謎が解けました。
次は一之宮町でも民家が無くなるエリア「奥地区」へ移動します。
写真は宮の大カーブの踏切。
枚数の関係で今回はここまで。