遠征やら帰省やらで盆休みがあっという間に終わり、気が付いた時には8月の三分の二が過ぎていましたm(_ _)m
先日「キハユニ26をBトレ化させたいのですが、上手く6cmにできません」と言うコメントを頂きました。
キハユニ26に限らずBトレ化させるのに一番頭を使うこの作業。これが一番難しく、一番面白い作業だと私は思います。(上手く6cm化出来ずに押し入れで眠ってる車両が私は結構あります)
今回はキハユニ26をベースに6cm(Bトレ化)させるコツを書きたいと思います。
スケールをBトレ化させるのに100%の正解は無いので、「前から●cm、後ろから▲cmで切るといいよ」と言う事は言いませんのでご了承ください。
キハユニ26。20系気動車の暖地向け郵便荷物車。
分かりやすく言うと、普通車、郵便車、荷物車の3つを合わせたディーゼルカーです。
この車両をBトレ化するのに困るのが、「どこを残すか」と言う事。
なにせ、3つの部屋がある訳ですから、必ずどこか捨てないといけません。ここがとても難しい所です。
まず「どこを残すか決めて、6cmになるよう考える」こと
6cmにしたいだけなら先頭から6cm部分をカットすればいいでしょう。しかしそれではバランスは最悪です。キハユニ26でやったらキユニになりそうですね。
乗務員扉や窓、ドア、最低限「これは残したい」って物の寸法を6cmから引きましょう。あとは切断位置を変えたりして寸法を調整します。
かなり昔にキハユニ26をBトレ化させるために使った画像。
写真で撮ってペイントで加工して完成イメージをつかみます。
右は私が当初予定していた切り方。どちらかと言うと「荷物車メインの切り方」です。細かい所は分からないだろう。と言う事で普通車のドアを後ろにしました。
これの欠点は
・実車と普通車のドア配置が違う
・切り位置が多い
事でしょうか。切る個所が増えればその分難易度は上がります。
左は私より先にキハユニをBトレ化させた人の切り方を参考にしたもの。「客室メインの切り方」ですね。これは切り位置が少なく、それっぽく特徴的な部分をバランス良く残している気がします。
あまり難易度を上げたくなかったので、私は結局左で切りました。
ある程度切る位置を決めたら、ちゃんと定規で図って切断します。
そこからはいつも通りヤスリ→パテ埋め→塗装→足回りと進めます。
切断やパテ埋め等の方法は過去記事を参考にしてください。
Bトレ81系和風客車を作る
part1 part2 part3
誰でもそうですが、最初から綺麗作品が出来るわけではありません。失敗するのはよくある事です。大事なのは「何で失敗したか、次は何に気を付ければいいか」を考える事だと思います。あとは色んな人の作り方を見てやってみる。これが出来れば自然と良いものが作れると思います。
頑張ってください。
今回はここまで。