まさのりのパノラマな日々×☆☆☆

東海地方の鉄道を撮影したり、模型を作ったりする鉄道ブログ。それ以外の日常についても書いて行くパノラマな日々

東海自然遊歩道に潜む険道

前回、奈良・大阪の暗峠の記事を書いたので、今回は道つながりで愛知県の道を。
愛知を含む1都2府8県にまたがり緑豊かな自然と貴重な文化財をたずねる全長1,697kmの歩道。それが東海自然遊歩道。
簡単に言えば関東、東海、関西の景色の良いハイキングコースです。今回は、その1つに潜む忘れられた県道に行ってきました。

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愛知県北部。湖の畔から延びる1本の県道。地図上では一部が表示されなかったり、表示したりする不思議な県道。写真はその表示したりしなかったりする区間の入口。
すぐ後ろまで車一台が通れる程度のコンクリート路面の道があったのに、いきなり未舗装。そして、看板には「この先通行できません」の文字。
いや、グーグル先生の地図ではバリバリの県道で表示してるんだけど。

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地図の通りに進むと、林道のような道になります。
写真はその入口部分の看板。
「通行不能 この先車両での通行はできません」。車輌じゃなければ行ってもOKのようです。特に立ち入り禁止の柵がある分けでもない林道です。実際、グーグル先生は普通の道として表示しています。

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んなわけなかろう。
林道の入口から数十m行くと、路面は沢に、1本ヘアピンを回るとそこは長年の雨で削られたV字谷が姿を現します。
本来の路面から1.5mほど抉られたV字谷の道、これが100mほど続きます。

写真には載せていませんが、この後高速道路真横を歩き、東海自然遊歩道に合流します。
逆に言えば、東海自然遊歩道から1本間違えるとこんな道に出てしまうのです。
この区間は未完成区間で長期間放置されたためこんな風になってしまったようです。
ちなみに、今回、後半の写真がないのは理由があって、今回、写真があるのはアタック2日目のもの。1日目は夜に反対側からアタックした為写真がありません。
と言っても、ずっと山道。昼に行けば虫がいますし、夜は野犬がいて危険です。歩いて通行可能な道ですが、それなりの対策をして行きましょう。(私は二度と行きません。

これ。 現役の県道なんです。